経営チームのメンバー、特にビジョナリーとインテグレーター™は、互いについて否定的なことを言うべきではありません。
組織内の誰に対しても、あなたのビジョナリーやインテグレーターのカウンターパート(相方)について不満を言うことはできません。
緊張が必然的に高まる時でも、相互尊重(お互いへのリスペクト)を維持することは極めて重要です。
ビジョナリーとインテグレーターの機能は全く違います。
正反対と言ってもいいでしょう。
彼らは性格も違い、一方が他方をイライラさせることがよくあります。
あなたのカウンターパートに対して、「敬意を欠く表現をしたい」(端的に言うと「罵倒したい」「お前はダメだ」と言いたい、「悪口を言いたい」「能力がない」と言いたいなど)いう自然な衝動があります。
はい、あるのです。
でもそれらの衝動と闘ってください。
ビジネスのため、会社のため、将来のビジョン実現のために闘うのです。
セイムページミーティング™
違いや問題を解決する最も建設的な方法の一つは、「セイムページミーティング」に持ち込むことです。
この2時間のミーティングは、少なくとも毎月(必要に応じてより頻繁に)。
きちんとスケジュールどおりに開催されます。
あなたのすべての問題、懸念事項、アイデア、不一致をミーティングに持ち込みましょう。
そして、それらの原因を特定し、議論し、解決(IDS™)します。
セイムページミーティングによって、ビジネスオーナーやリーダーが組織の方向性について一致することができます。
ビジョナリー/インテグレーター™のデュオ(コンビ)は100%同じページに立ち、経営チーム(およびそれ以上)内の無駄な優柔不断と機能不全を排除します。
定期的なセイムページミーティングのリズムを保つことにより、ビジョナリーとインテグレーターは一対一で正面から議論する機会が与えられます。
彼らは、数字を達成し、90日の目標(石)を完了し、顧客と従業員を満足させ、問題を解決するためにエネルギーを再調整します。
R-E-S-P-E-C-T(尊敬)
ビジョナリーとインテグレーターの両方が互いに敬意を示さなければなりません。
これが何よりも大切です。
ビジョナリーの皆さん、インテグレーターはあなたの部下や「より低い立場」ではありません。
この関係、このパートナーシップは、まるで「結婚」のような関係で機能します。
配偶者に対するのと同じレベルの敬意を持ってお互いを平等に扱うことで、あなたはずっと幸せに(そして生産的に)なるでしょう。
インテグレーターの皆さん、もしあなたがビジョナリーから敬意を払われていないと感じるなら、実際には3つの選択肢があります。
1.対処する。
セイムページミーティングで、オープンで正直な対話を通じて問題を解決することができます。
2.我慢する。
関係から得られる良いことが悪いことを上回ると感じるなら、それを我慢し続けることができます。
3.去る。
あなたが望み、値する敬意を持って扱ってくれるビジョナリーを他の場所で見つけることができます。
ビジョナリーの皆さん、少し注意とお知らせです:
インテグレーターはこの世界では希少な存在です。
もしあなたがインテグレーターを「より低いもの」として、あるいは敬意を欠いて扱うことに問題がないと感じるなら、一人になってしまうかもしれないことを認識してください。
あなた自身が再びそのインテグレーターの席に戻ることになるかもしれません。
インテグレーターがあなたから去るとき
何らかの理由でインテグレーターが去ることを決めたとしましょう。
ビジョナリーの皆さん、あなたはそれに関して何もしていない(あるいはすべてをしていた)かもしれません。
インテグレーターは素晴らしい機会や彼らの才能により適した場所を見つけたのかもしれません。
あるいはビジョナリーとして、あなたには別の種類のインテグレーターが必要だと気づいたのかもしれません。
理由に関わらず、あなたの目標はその別れを友好的にすることです。
つまり、退社のプロセス中および退社後に「また」お互いを悪く言ったり、敬意を欠いたりするという衝動と闘うということです。
カルマの法則は忘れてください。
あなたの暗い部分を公の場にわざわざ放り出してあなたの評判を台無しにしないでください。
経営チームのミーティング中でさえ(いえ、だからこそ)、その変化を前向きに捉えるポジティブさ以外の何かを示すことは決してしないでください。
インテグレーターの皆さん、可能であれば、あなたの後任がその役割に移行するのを助けてください。
そうでなければ、あなたがいなくなった後に誰かが従うべき非常に具体的な指示を残してください。
ビジョナリーの皆さん、インテグレーターが御社での時間を終える際にサポートしてください。
常に組織全体とその従業員の全体的な利益を念頭に置いてください。
自我をドアの外に置いておきましょう。
相互尊重を維持することで、ビジネスの運営をより簡単に、より建設的にすることができるのです。