偉大なリーダーと平凡なリーダーの違い。
それは組織と、所属する人々を「集中」させ続けることができるかどうか、です。
単純ですが、簡単なことではありません。
気を散らすものがたくさんあるからです。
偉大なリーダーはどうやって気を散らすものから自分を守っているのでしょうか?
この2つです—あなたの「WHY」とあなたの「WHAT」です。
経営のOS/EOS®を実装する企業は、「WHY」と「WHAT」を組み合わせて「コアフォーカス™」を作っています。
コアフォーカスを定義すれば、「キラキラしたもの」(※)に気を散らされる可能性が低くなります。
※キラキラしたもの:
一見魅力的だが実は本業から外れたビジネスチャンスのこと。
経営者や組織の集中力を削ぎ、最終的にはマイナスの結果しかもたらさないことが多い
あなたの「なぜ/WHY」を発見する
コアフォーカスを定義する第一歩は、あなたの「なぜ/WHY」—目的、理念、または情熱—を発見することです。
それは毎朝ベッドから起き上がる理由、仕事に来ることにワクワクする理由、そしてすべての困難な仕事をこなす価値のある理由です。
この目的、理念、または情熱がなければ、あなたは決して偉大な経営チームになることはできません。
気を散らすものが現れたとき、あなたのチームはすぐにそっちに気を取られてしまいます。
リーダーたちが気を散らされているなら、残りのメンバーをうまくコントロールすることなど絶望的です。
今、あなたのチームはフォーカスできていますか?
できていないなら、あなたのなぜを見つけてください。
すでに「なぜ」があるのに忘れているなら、なんとかしてそこに戻ってください。
あなたの「何を/WHAT」を特定する
コアフォーカスの次のステップは、あなたの「何を」を特定することです。
私たちはこれをニッチ(自社が最も得意な事業分野)と呼んでいます—真に偉大になれることであり、するのを楽しめることです。
たとえば、リーダーとしてのあなたの情熱が「高齢者の生活を豊かにすること」であるとしましょう。
それなら、多くのことをしてその情熱を生きることができます。
介護施設を運営すること、エキサイティングな場所へのチャーターツアーを提供すること、移動デバイスを作ること、補聴器を供給することなど。
リストは非常に長くなる可能性があります。
真に偉大な会社になるためには、努力を集中させ、あなたの会社が卓越できる一つのことを特定しなければなりません。
シンプルに聞こえますが、「一つ」を選ぶのはどれほど難しいか想像できるでしょうか。
多くの会社がニッチを決定するのに苦労します。
なぜなら、それは「ノー」と言うことを意味するからです。
人々、ビジネスチャンス、顧客に対してノーと言うのです。
決して居心地のいいことではありません。
機会損失への恐怖を乗り越えれば、あなたの「何を」が明確なら、意思決定が簡単になることがわかります。
偉大なビジネスの基盤
あなたのなぜ/WHYと何を/WHATが明確になれば、偉大なビジネスの基盤ができたことになります。
リーダーとしてあなたがすべきは、あなたのコアバリュー(共有すべき価値観)を共有し、あなたのなぜを受け入れ、あなたの何をを非常によく行う能力を持つ人々をビジネスに連れてくることだけです。
明確ななぜと何をがあり、適切な人々をバスに乗せているとき、リーダーシップとマネジメントははるかに簡単になります。
もしあなたのコアバリューとあなたのなぜを共有しない人々をビジネスに加えているなら、これらの人々はあなたの組織にとって間違った人です。
彼らはあなたの足を引っ張り、あなたの旅をより困難にします。
あなたが大切にしていることを、同じように大切にしてくれる人々を替わりに加えてください。
あなたがしていることをあまりうまくやってくれない人々を加えているなら、彼らをトレーニングするか、あなたがしていることを本当に理解し、あなたがしていることを心からしたいと思い、あなたがしていることを本当にうまくやってくれる人々と彼らを置き換えてください。