いきなりですが、最初からはっきりさせておくほうが良いでしょう。
「コントロール」したい気持ちが強いからといって、あなたの頭がおかしいわけではありません。
おそらく、ビジネスを立ち上げた初期の頃に非常に役に立ち、結果的にあなたのビジネスをここまで生き延びさせることになったものです。
あなたは(自分で)小切手にサインし、(自分で)取引を成立させ、(自分で)ゴミを出し、(自分で)コピー機を修理しました。
何かが壊れれば、それはあなたの責任でした。
そのようなオーナーシップ、当事者意識は深く根付いていることでしょう。
しかし、問題はここにあります。
当時、あなたのビジネスを生き延びさせたまさに「それ」が、今ビジネスを窒息させつつあるのかも知れないのです。
マイクロマネジメントはある種の安心感をもたらしますが、ビジネスのスピードを遅らせています
ほとんどのオーナーはマイクロマネジメントを好きで始めるわけではありません。
ただ…止めるのが難しいのです。
あなたは重要な何かを築き上げ、それを守りたいのですよね。
分かります。
しかし、あなたのチームが成長し始めると、そのままの「すべてに手を出す」アプローチは役立つというか、むしろ邪魔になり始めます。
営業部長がいるとしましょう。
彼らの仕事は見込み客と関係を築き、パイプラインを満たし、ビジネスを取ってくることです。
しかし、あなたはまだすべての提案内容をチェックし、すべてのプレゼンに意見を述べ、フォローアップを指示しています。
さあ、正直になりましょう。
仕事を主導しているのは彼らですか?
それともあなた?
あなたはずっと横から彼らの仕事を奪い続けるのでしょうか。
あなたが彼らの仕事をコントロールすると、彼らはオーナーシップを持つことができなくなります。
怠け者だからでも、責任感がないからでもなく、あなたがとにかく飛び込んで変更することを知っているからです。
ある時点で、あなたはリーダーとして成長したいのか、すべてをコントロールし続けるのかを決めなければなりません。
「手放す」は正しい人から始まります
何も野放図に「手放してください」と言っているのではありません。
戦略的に手放してくださいと言っているのです。
それは正しい人を正しい席に座らせることから始まります。
彼らはあなたの会社のコアバリューを信じ、任せられた仕事に通じている必要があります。
「まあまあ」ではありません。
「彼は長いこと勤めている」でもありません。
言葉の本当の意味で「適している」です。
それが整ったら、彼らの10点満点ミーティングに同席してみてください。
彼らがどのようにリードし、問題を解決し、結果を推進するかをご覧ください。
彼らがすべきことをしているなら、あなたは身を退いて彼らに任せてください。
ほとんどのビジネスオーナーは権限委譲が不十分です。
彼らは先を考える時間を取れません。
目の前のことに反応することに忙しすぎるからです。
あなたへお願いしたいのは、あなたの脳を必要としない業務を手放すことです。
そして、その解放されたスペースを使って、単に「速く反応する」のではなく、「より大きく考えて」ください。
一夜ですべてを手放す必要はありません。
そんなことは不可能です。
しかし、あなたのビジネスが同じところをぐるぐる回り続ける(成長せず横ばいが続く)ことを止めたいなら、あなたはその道から外れて、成長のために違うアプローチをとらなければなりません。
すべての業務とすべての決定をこれまでのようにずっと担当しているなら、スケールすることはできないのです。
ハンドルをそれほどきつく握ることなく、組織をリードする方法を見つけるお手伝いが必要ならこの記事の内容を実践してみてください。
ここに書いたアイデアをEOSで実践に移し、あなた自身があなたのビジネスのボトルネックであることをやめてください。
チームが真に必要とするリーダーになってください。
プロフェッショナルEOSインプリメンターと連絡を取り、あなたの旅を、今日始めてください。