経営者は孤独とよくいいますよね。経営者は様々な課題に日々直面しています。それらは簡単に家族や友達、従業員には相談できることではないでしょう。その結果ひとりで悩みを抱え込み、気づけばかなりのストレスが溜まっていたという経験をお持ちの方も多いと思います。
そんな悩みを解決するために、メンターという話を聞いてくれる人が存在しています。
話を聞いてほしい、悩みを解決したいときメンターはいた方が良いのでしょうか?
また、メンターをみつける以外の方法もご紹介致します。経営者として悩んでいる方、誰かに相談したいけれどどうしたらいいかわからないと悩んでいる方、是非ご一読ください。
メンターとは
ケンブリッジ・ディクショナリーによると、「他の人にアドバイスや助言を与える、経験豊富で信頼できる人。特に、一定期間にわたり仕事や学校に関わるアドバイスをする人」をメンターと呼ぶそうです。メンターは簡単に言うと、会社の外部に存在している相談者のことだと認識すればよいでしょう。経営者には自分の会社を経営する上で様々な悩みがあります。しかも、経営を行う上での決定事項は経営者の自己責任であることがほとんどです。それによって溜まるストレスは耐え切れないレベルでしょう。
そんなストレスも、メンターに相談することで軽減することができるかもしれません。人に話すということは想像以上に心が軽くなるものです。精神面の支えとして、メンターを採用してみることは、心の負担を減らすのに効果的だと言えるでしょう。
会社の経営者がメンターを持つべき理由
経営者がメンターをもつことのメリットには何があるでしょうか?経営では初めて経験することも多く、迷いの連続です。課題や障害ばかりの毎日で、すでにその悩みをクリアした人の話を聞けたり、実体験から本気のアドバイスを聞くことができたりするのは、経営を行う上で有利に働くことが期待できます。
ただし、注意点もありますよ。経営者に相談する場合、当たり前ではありますが、その人自身の経営の経験しか聞くことはできません。その人自身の体験に当てはめてアドバイスをされるので、一面的になってしまい、幅の広いアドバイスであるとは言えないでしょう。そのアドバイスが自分に合っていないという可能性もあるのですべて丸ごと盲目に受け入れる必要はあまりありませんよ。
そうは言っても、話を聞いてくれたり、経営者としての悩みを共有できたりできるので、安心感を得られますし、もちろん経営に役に立つ話もたくさんあります。経営者にしか相談できない悩みもあるでしょうから、メンターを採用することは多くのメリットがあると言っても過言ではありません。
では、実際にメンターを採用しようと思ったときに、どのような人をメンターにするべきなのでしょうか?メンターは、自分もこんな人になりたいと思える憧れの人にするのがおすすめです。経営している会社の業種や事業規模だけではなく、経営者としての人生や仕事への向き合い方なども含めて自分の理想の姿の経営者をメンターにした方が良いでしょう。 自分のなりたい姿に近い人に教えを受けるほうがそうなれる可能性が高くなりますよ。

メンターの見つけ方
例えば、経営者団体に入り、メンターを見つける人もいます。メンターとして契約をして相談する場合もありますし、そんな風にかしこまらなくとも、先輩経営者と飲みながら悩み相談をしたりしている人も多いです。自分の周りの人や昔からつながりのある経営者の方から見つける人が多いでしょう。メンターがいると悩み相談ができるため役立つことが多いです。経営者はみな同じようなことで悩んでいることが多いので、それをすでに経験して解決している先輩経営者の話は参考にしたいものです。
メンターを見つけてくれるサービスもあるのでそういったサービスを利用する方法もあります。
EOSではインプリメンターがあなたの経営をサポートします
EOSとは起業家のための経営システムのことです。これを導入することでスムーズな経営に近づくことができます。インプリメンターの「インプリメント」の言葉は「仕組み・システムを実装する」という意味があります。実装とは、既にあるシステムに新たなシステムを取り入れるときに齟齬が出ない形でちゃんと機能するようにすることです。経営している、すでにシステムである会社により良いシステムであるEOSを使えるようにしてもらうことが大切なのです。
つまり、EOSをインプリメント、実装してくれる人をインプリメンターと呼んでいます。
EOSは約13,000社に導入されている実績があります。 実は、EOSを作った人にも、会社を立て直したり、作ったりした経験がありました。その経験とノウハウ、ツールを仲間100人ほどに使ってもらったことがEOSの始まりです。そこから業種・業界を問わず、企業に効果のあるもののみを体系化し、パッケージ化したものがEOSです。
そのため、経営者であるあなたの悩みにも答えることができるでしょう。 経営者のノウハウがつまっていること、その後約13,000社に使ってもらっている実績があることからも、このEOSが経営者にとっていかに役立つかをご理解いただけるかと思います。
我々、インプリメンターはみんな組織を経営した経験がある人です。人を動かす大変さや難しさ、経営の壁にも何度もぶつかった経験があります。 あなたが今経験しているような悩みや課題と同じような経験をしてきた人、すでに乗り越えている人がインプリメンターとしてEOSのシステムをお伝えします。
EOSのツールを導入しうまく使いこなせるようになっていくと、経営の悩みは次第に減っていきますが、EOSだけでは解消できない悩みも中にはあるでしょう。私たちインプリメンターは個別に経営の悩みについて相談されることもあります。その際には自身の経営の経験からアドバイスも致します。
経営に悩みや課題を持っているひとはぜひ一度相談してみてください。きっと役立つことがあるでしょう。 インプリメンターについて詳しくは、こちらからご覧ください。
そして、もう一つおすすめするものは、『トラクション ビジネスの手綱を握り直す 中小企業のシンプル・イノベーション』です。この『トラクション』を読むことで企業経営における6つの最重要要素を理解することができます。トラクションとは実行力のこと。この本は単に、企業の経営責任者のためのものではありません。経営チームから全ての従業員までもを対象にしています。企業の構成員一人ひとりがビジョンを実現するために「実行」していく、そんな企業づくりのために必要な考え方とツールが詰まった一冊となっています。是非ご一読ください。